年少⑧
〇運動会
本番に向けて一生懸命練習に取り組んでいた子どもたち。天候が悪い中の開催であったり大勢の人がいることなど、普段とは違う環境に緊張や不安を見せ涙する姿もありましたが、競技が始まると練習の成果を発揮し頑張る姿が見られました。
理事長先生、園長先生からもらったメダルやお土産を嬉しそうに眺めていた子どもたち。初めての運動会とてもよく頑張りました！たくさんの応援とご声援も本当にありがとうございました。
翌週にはクレヨンで運動会の絵を描きました。まずは目や鼻、口などパーツや位置、色を確認してから自分の顔に挑戦。「運動会は体操着を着ていて、カラー帽子の色は・・・」と細かい所も思い出しながら描いていきました。また、イメージを持って描くことも上手にできるようになり、楽しかったこと、頑張ったこと、一人ひとりの思い出が感じられる絵となりました。
運動会が終わってからも「運動会のダンス踊りたい！」、「かけっこしようよ！」と友だちに声を掛けたり、年中さんのバルーンを真似したり人型ブロックを組み合わせて「組体操みたいでしょ！」と見せてくれていたりと遊びの中にも運動会が取り入れられています。僕たちも大きくなったらやるんだよ！と張り切っていて今からとても楽しみです。
〇七五三製作
七五三の飴を入れる袋を作りました。秋の食べ物である栗を折り紙で折り、難しい折り方の部分では先生の話、折る姿を真剣な表情で見聞きして自分で取り組んでいました。すぐに「できない」と諦めずに頑張る姿や友だち同士で「こうだよ」と言い合う姿に成長を感じました。
もう一つの飾りは千代紙をハサミで一回切り。一回切りはあじさい製作で一度行っていたこともあり、ハサミの約束、持ち方を確認した後は先生の補助なしで行うことができる子が増えました。
作った折り紙の栗を袋の下に、その周りに切った千代紙を好きなように糊で貼り付け、秋らしい七五三の袋が完成しました。
〇おいもほり
子どもたちがずっと楽しみにしていたおいもほりに行きました。雨予報となっていましたが、子どもたちが作ったてるてる坊主の効果によって出発時にはお日さまが顔を出してくれました。クラスみんなで幼稚園バスに乗り、おいも畑へ。おいもは土の中にいるから軍手を付けた手で周りの土を取ることを伝え、自分の場のさつまいもを丁寧にほり進めていました。獲れると「見てー！」と嬉しそうに見せる子どもたち。袋いっぱいのさつまいもを自分で一生懸命持ち、「食べるの楽しみ！」ととても満足気な様子でした。
翌日には楽しかったおいもほりの絵を描きました。おいもをほる自分とおいもを画用紙に描き、実物のさつまいもを見ながら、「紫だけど土がついていて茶色いね。」と言い、クレヨンで紫に塗った上から茶色を重ねていたり「おいもの周りに毛が生えてるね。」と言って細かい線を描いたりと観察をして気づいたことを描き足す姿も見られ、そんな友だちの発見を真似して描く子もいました。運動会の絵と同じように自分の顔や服装はどうだったか、軍手や長靴は何色だったか、考えながら楽しく描くことができました。
