年長⑰
もうすぐお遊戯会!子ども達は最後のお遊戯会に向け、毎日一生懸命に歌・合奏・劇の練習をしています。「今年の劇はどんなお話にしましょうか?」子ども達に問いかけると、「宇宙がいいな!」「恐竜がいいな!」「両方は?」という案が多数。年長になって調べてきた『宇宙』と『恐竜』がテーマになりました。積極的にアイデアを出し合い、子ども達の発想力に担任が圧倒されるほど。
1学期から読んできた本、『エルマーのぼうけん』が基となり、続きの楽しいお話が出来上がりました。一人ひとりが役になりきり「ゆっくり・大きく・ハキハキと」を意識しセリフを言っています。セリフを忘れてしまっても他の子が協力し、助け合う姿も見られます。運動会とはまた違い、団結して一つの物を作り上げていく姿に子ども達の成長を感じます。いよいよ来週土曜日が本番!!ぜひお楽しみに♫
感染症予防、換気のため窓を開けています。部屋の中が寒いので、子どもたちには縄跳び、マラソンなど身体を動かしてあたためること、上着を着るなどの体温調節を促しています。引き続き、体調管理に気をつけ、今年最後まで元気いっぱいに過ごしましょう。
年長⑯
お茶の稽古で徐々に道具の名前やお茶のたて方を覚えてきた子どもたち。
16日には自分たちの茶碗を作るために益子焼に挑戦しました。
まずは鉛筆で紙に下書き。「模様というと何が思い浮かぶ?」子どもたちに聞くと、ハート・星・花・しましま模様などたくさん出てきました。
また「私はエルマー役だからりゅうを描くの!」「すぐ分かるように自分の顔を描いておこう。」など思い思いに絵を描きました。
そしてついに本番。茶碗に筆で絵を描いていきます。細い筆で茶碗に顔を近づけ、慎重に丁寧に描く子どもたち。
描き終えると笑顔でできたと先生や友だちに見せていました。完成した茶碗を見るのが楽しみです。
今回のサイエンスのテーマはおもりとバランス。
2チームで洗濯ばさみを土台が丸くなっているツリーにつけていき、どちらのチームがよりツリーを傾けられるか挑戦。
「傾けるには同じところに洗濯ばさみをつけた方がいいよ!」「倒れたら大変だから反対側にもつけよう。」チームで作戦をたてながら洗濯ばさみをつけていきます。
倒れないかドキドキでしたが、机につきそうなくらいツリーを傾けることができました。
次にカプセルに粘土を入れてみんなで転がしてみました。まっすぐ転がしても曲がっていくカプセル。
「どうして曲がっちゃうのかな?」「中に粘土入っているからだよ!」「粘土の重さで曲がっているんだね。」
これまでのサイエンスで教わったことも思い出しながら、みんなでなぜ曲がっていくのか考え話し合う姿が見られました。
洗濯ばさみを使い頭が下がっている鳥を、どのようにしたら上げることができるかグループで実験しました。
「頭と反対の尻尾につけたらどうかな。」「羽につけてみるのは?」鳥のどこに洗濯ばさみをつけるかグループで話し合い、何度も試していました。鳥の顔が上がると喜びながらも、「次は別の所につけてみよう。」と他にも上がる場所はないか考えていました。
今までのサイエンスとつながる部分もあり、子ども自身思い出しながら様々な方法を試して実験を楽しんでいました。
20日は楽しみにしていた小学校へ行き、一年生との交流会。
ドキドキしていた子どもたち。一年生に自己紹介をして名札をつけてもらうと緊張がほぐれ、楽しそうに話をしていました。
「ランドセルもう買ったよ!」と言っていた子どもたちも、いざ一年生のランドセルを背負わせてもらうと、「大きい…」「中に教科書とか筆箱が入っているから重たいんだね。」と言いながらも嬉しそうな顔でした。
その後、一年生と手をつないで学校の中を探検。図書室や理科室、職員室など色々なところを回り、「ここのお部屋はね…」と説明してくれました。「小学校って広いね。」「迷っちゃいそう。」と呟く子どもたち。
教室に戻り、一年生から登下校や給食、授業など小学校に入ってからのことについての発表がありました。
「給食では牛乳が出るんだよね。おうちでも飲んでみたよ!」「帰る時はみんなで一列になるんだね。お茶のお稽古行くときみたいだね。」
小学校のいろんなことを聞き、「はやく小学校行きたい!」と期待が高まります。幼稚園に帰ってからも「小学校では本を大きい順に並べるんだよね。」と言いながら自分たちで絵本をきれいに並べたり、「ロッカーはきれいにしないとね。」と片づけたりする姿も見られました。
徐々に小学校へ行く実感が湧いてきた子どもたち。
もうすぐ小学生にあがることを楽しみにしながらも、幼稚園でたくさん思い出を作っていきたいと思います。
年長⑮
先週20日は久しぶりのサイエンスプログラムがありました。「サイエンスやった!」「今回はスライムだよね!」と楽しみにしていた子どもたち。洗濯のりと魔法の水をグループの友達と10回ずつ割りばしで混ぜていきます。「固まってきた!」「なんだかところてんみたい…」と液体からゼリーのように固まっていく様子を顔を近づけて不思議そうに見ていました。一人ひとりトレーに分けると、上からスライムが滝のように落ちる様子を観察したり、薄く伸ばして「水の鏡みたい。」と友達とスライム越しに覗き合ってみたり…
友達と「こうしたら面白かったよ。」と話しながらスライムの感触や変形していく様子を楽しんでいました。
今度はグループのみんなでスライムを手のひらで持ち上げ、ボールを何回弾ませられるか挑戦。「手をパーにしてそっと持ち上げた方が破れないよね。」「せーので持ち上げてね。」とたくさん弾ませられるようにするにはどうしたら良いか話し合っていました。挑戦していくうちに最初5回ほどしか弾まなかったボールが「30回できたよ!」「100回超えられた!」と徐々に回数が増えていきました。たくさん弾ませることができたグループのやり方を見て「手に乗せないといけないのか。」「引っ張ったら破れちゃうよね…」とどうしたら成功するのかみんなで考えては何度も挑戦していました。
ストローをスライムの下に入れてそーっと息を吹くときれいな風船もできました。息が外に出てしまい、「どうして膨らまないんだろう?」と考える子どもたち。「手をおにぎりにしておさえると膨らんだよ!」「強く吹くと割れちゃうからね。」と友達同士教え合いながら大きな風船を作ることができました。
みんなで「次はこうしてみよう!」「こうしたらうまくいったよ!」と話い合いながら、何度も挑戦する姿がたくさん見られました。
25日は楽しみにしていたサツマイモ掘りへ行きました。前日から「あと一回寝たらお芋掘りだ!」とワクワクしていた子どもたち。お芋はどこに埋まっているのでしょう?掘る時はどうやって掘ると良いかな?みんなで掘り方を確認しました。「葉っぱとかつるの下に埋まっているんだよね。」「モグラみたいに土を掘っていくんだよ。」と前日に話したことを思い出しながら一生懸命土を掘っていきます。「お芋がみえてきた!宝さがしみたい…」「ここからは傷つけないようにそっと掘らないと。」サツマイモが折れないように最後まで慎重に掘る子どももいれば、頭が見えた途端「うんとこしょ どっこいしょ」と頑張って引っ張る子どももいました。みんなたくさんのサツマイモを収穫することでできました。
園に帰ってからサツマイモ掘りの貼り絵を行いました。跳び箱の貼り絵をした時のことを思い出し、鏡で自分の顔を見て鼻や目、歯など画用紙を切って貼り合わせます。「サツマイモは土の下に埋まってたよね。」と茶色の画用紙の上にサツマイモを貼ったり、「これは大きいお芋が掘れて、カメラマンさんに見せているところだよ。」とそれぞれ素敵な絵が出来上がってきています。
年長⑭
運動会、子どもたちがたくましく成長し、めいいっぱい表現したり懸命に走る姿に感動しました。応援ありがとうございました。子どもたちも運動会で自信がついたようで「次はマラソン大会だ。」と朝登園すると友だちと声を掛け合い、園庭を何周も走っています。1 枚100周のマラソンカードを何枚も達成した子も出てきました。大繩は回っている縄に入り、5回跳んで出ることを繰り返し行っています。初めはタイミングが分からず縄に入れなかった子も繰り返しの練習や遊びの中で跳べるようになったり、「今!」とタイミングを教え合う様子もあります。縄が2本のダブルダッチにも挑戦しています。
今週の火曜日は睡足軒でのお茶の稽古。久しぶりでしたが道具の名前を覚えている様子があり、お茶の先生からも褒めてもらいました。お抹茶を入れる量は忘れていて、久しぶりに点てたお茶は苦かったようです。
七五三に向けて千歳飴袋の製作を行っています。今年は折り紙で『つる」を折ることに挑戦。指を入れて膨らませ、つぶしたり初めて行う工程があり、苦戦する様子もありましたが完成すると嬉しそうに羽を動かしていました。年中では数字で『7』『5』『3』と書きましたが今回は漢字で『七』『五』『三』と書きました。「知ってる!小学校で習う漢字だね。」と嬉しそうに取り組んでいました。花火の製作から切り絵も得意になりました。
お遊戯会に向けて合奏の練習も少しずつスタートしています。すぐに覚え楽しんでリズムを口ずさむ様子や鍵盤ハーモニカの練習を年中時に紙鍵盤で行ったことで慣れ、ドレミで歌う姿もあります。
来週はお芋掘り。楽しみですね!
年長⑬
新年度が始まって早半年…あっという間に10月ですね。
子ども達は園生活最後の運動会に向け、毎日かけっこにダンス。リレー、組体操、跳び箱と一生懸命練習しています。
組体操では、最初は並び順が覚えられず先生に動かされるがまま、「痛いのが嫌だ。」「重いからやりたくない。」と後ろ向きな様子でしたが、運動会が近づき“おうちの人にどんな姿を見せたいか”問いかけると、「かっこいい姿を見せたい。」と少しずつ一人ひとりが「覚えたいから紙に書いて。」と担任に話すようになったり、「体操の時間だけじゃなくて毎日練習しようよ!」と自分たちで話し合ったりして前向きに真剣に取り組む姿勢が変わってきました。本番1番楽しみ(頑張りたい)のも“組体操”だそうです。
体操発表の最後は跳び箱。夏休みが明け怖がりながら跳んでいた子も4・5・6段と跳べるようになった子が増えています!
リレーでは1、2組合同の3チームで競争。練習ではバトン渡しが上手くいくと順位が変わっています。最後までハラハラ、ドキドキ・・・当日はどのチームが勝つでしょうか?たくさんの応援と温かい拍手で子どもたちの背中を押して下さいね。
運動会当日、製作『跳び箱』の貼り絵をさくら1組年中・年長保育室窓、さくら2組ホール窓に掲示致します。また、子どもたちが描いた『万国旗』も飾られます。ご覧ください。