年中㉓
この1年でたくさんの成長がありましたね。
行事や製作、遊びでのいろいろな体験を通して自分でできることがさらに増え、ひとりひとりの喜びや自信へとつながり、今では顔つきも自信に溢れたものに変化しました。
4月からはいよいよ年長。「もうすぐさくら組になるよ!」と、またひとつお兄さんお姉さんになる喜びや期待をそれぞれ感じながらも、年中が終わることをちょっぴり寂しく思う子どもたちの姿が見られます。この1年の積み重ねを大切に、経験を活かしてそれぞれが新しいクラスでわくわくする日々を過ごせることを心から願っています。
大きな成長を感じた年中の1年。年長ではどんなことが出来るようになるのか、ひとつひとつの成長を私たちも楽しみにしています。1年間ありがとうございました。
年中㉒
室内遊びの時間。担任と電話ごっこをしていた男の子。
「パパ、お仕事の帰りにケーキ買ってきてくれる?」と言うと、
「チャージしないと!」とスモックかけを券売機に見立てたり、「〇〇駅で乗り換えだ。」とつり革を持つ真似をする様子が…。そこからひらめいた『電車ごっこ』。
年長に向けて1つのテーマに沿ってみんなで協力して作り上げることに挑戦しようといちご・ぶどう各クラス『電車ごっこ』をすることにしました。
いちご組は乗れる電車作り。
段ボールに絵の具を塗って、電車や看板、踏切、券売機を作ったり、
グループごとに相談して大きな紙に駅の絵も描きました。
『ほっかいどうのうみ駅』『とうきょうのおかしやさん駅』『ねこ駅』『ディズニーようちえん駅』『どうぶつえん駅』『ぽてと駅』個性豊かな駅が完成。
声を掛け合い、他の学年からもブロックを集めてきて、みんなでながーいながーい線路を作りました。
「カンカンカン…」と踏切役をしたり、切符や自分のパスモを作る子、切符売り場で案内をしたり、終点で待っている駅員さんがいたり、外れた線路(ブロック)を修理したり・・・と役割分担しながら電車ごっこを楽しみました。
ぶどう組は動かす電車づくり。
グループごとにイメージを共有しながらジュースパックを使って電車づくり。
『ねずみ電車』『うさぎ電車』『ピカチュウ電車』『スプラトゥーン電車』『新幹線はやぶさ』『ドクターイエロー』など
工夫がいっぱいの可愛い電車がたくさん並びました。
電車を走らせる線路も大きな紙を使ってグループごとに描き、
工夫して全部のグループの紙を繋げ、大きな電車のジオラマが完成!
大喜びの子どもたち。交代で電車を動かして遊びました。
年長の鍵盤ハーモニカに向けて紙鍵盤で『きらきら星』『メリーさんのひつじ』に挑戦。
ドレミで歌い音を覚えて、5本の指がバラバラに動くように練習しています。
楽しんで取り組んでおり、昼食後に持ち出して練習してみたり、教え合う様子もあります。
年長組になるのが楽しみですね♪
年中㉑
先週、3月3日はひな祭り。
ひな祭り製作についてお知らせします。
まずは紙コップに絵の具で色付け。
「2(つの)色で塗ると、間で色が混ざって違う色になるね!」と色の変化を楽しみながら塗りました。
次に雛人形を観察しながら、おだいりさまとお雛様のお顔描き。
「先生、おだいりさまとお雛様のお顔が白いから紙を白色のクレヨンで塗っていい?」
「眉毛の上にもう1つ眉毛みたいなのがあるね。」
よく気づいて描いていました。
今回のテーマは鞠。
色付けした紙コップに折り紙と千代紙を細く切って丸くなるよう貼り付けました。
はさみの使い方、真っすぐ切ることも上手になりましたね。
完成すると「先生、撮って!」と嬉しそうに見せてくれました。
ひな祭り当日はホールに飾った7段飾りのお雛様を見ながらみんなでご飯を食べました。
火曜日はたねいも(ジャガイモ)の植え付け。
「先生、細長い形と丸い形のおいもがあるよ。」と形の違いや芽などじっくり観察。
くぼみに芋を置き、「おおきくなあれ!」と両脇の土の山からそーっと土をかけました。
今回はメークインと男爵のたねいもを植えました。
子どもたちは年長になったら夕暮れの会でカレーにして食べられると思っています。
「もう芽が出た!」とはりきって水やりもしています。楽しみですね♪
年中⑳
進級に向けて改めて生活習慣、製作、運動などの力の見直しをしています。
はさみの使い方の確認のため、四角い紙から丸を切り出す製作。
『雪だるま』づくりを行いました。
はさみの持ち方・切り方の練習、紙を回して切ることを繰り返し行ってきた子どもたち。
きれいな丸を切ることができるようになりましたね。
「ゆきだるまつく~ろ~♪」と歌いながら作り、可愛い雪だるまができました。
可愛い雪だるまが完成すると、本当に雪が降ってきました。
どんどん積もっていく雪を見て「先生、雪遊びしよう!」「すごい積もってきたよ!」「原っぱのお山が真っ白だ!」と大興奮の子どもたち。
午後に降りが弱まってきた様子を見て、はじめての雪遊びを行いました。
雪合戦をしたり、大きな雪玉を作ったりと雪の感触を味わい目を輝かせながら楽しんでいました。
『ロボットカミイ』のお話を読むと興味津々で聞き入る子どもたち。
お話に入り込んで笑ったり、「それはだめだよね!」と言ったり、しんみりしたり…
毎日楽しみに読み進めました。読み終えると口々に感想を話す子どもたち。
2人組で印象に残った場面を話し合って『ロボットカミィ』の絵を描きました。
2人組での製作に慣れ、よく話し、互いに思い・考えを認め合う様子も見られるようになりました。
年長組の姿を見て工作に興味が出てきた子どもたち。
クラスみんなで協力して『ロボットカミィ』を作りました。
完成すると「私は鼻を作ったの!」「私は目を貼ったよ!」と子ども同士嬉しそうに紹介し合っていました。
進級に向けて個人面談をスタートしています。
1年間の成長について(成果と今後の課題)、進級に向けての友だち関係についてなどお話させて頂こうと思っております。
宜しくお願い致します。
年中⑲
寒さに負けず、元気いっぱい外で走り回っている子どもたち。
2学期から続いている、氷オ二や縄跳び、泥だんごづくりなどの遊びだけでなく、リレー、ドロケイ、ドッヂボールなどの集団遊びをしたり…進級に向けて年長組の刺激を受けながら新しい遊びもみんなで楽しんでいます。
たらいに水を溜めて氷を作る実験も興味津々。『こおりをつくっています。』と立札まで立てて毎日楽しみにしています。
節分(豆まき)に向け鬼のお面と豆入れも製作しました。
「鬼、こわいから仲良くなるダンス覚える!」
「鬼のパンツは虎の模様なんだよね。」
「私の鬼は笑っているの。」「僕の鬼は怒っているよ。」とドキドキしつつ楽しみながら準備を進めました。
節分当日、嬉しそうに鬼のお面を被り、積極的に鬼に向かっていく様子がありました。泣いてしまう子もいましたが、「あの鬼はきっと園長先生だ。」と自分で言い聞かせながら一生懸命豆まきに参加していました。
『赤鬼と青鬼のタンゴ』のダンスもみんなお気に入り♪
鬼に負けないくらい元気いっぱい踊っていましたね。
箸を使って食事をしている子が多くなりました。ご協力ありがとうございます。
カルタを繰り返し行う中で読み手に回る子がいたり、ひらがなワークも少しずつ取り組み始める中で文字に少しずつ興味が出てきている様子もあります。